日本への上陸が予定されていた中国の第一汽車が展開する高級車ブランド「紅旗」が日本の港に到着しました。ちなみに「紅旗」の読み方は「ホンチー」です。
日本で展開される紅旗ブランドの「H9」とは、どのようなモデルなのでしょうか。
毛沢東が作ったブランド
紅旗は、毛沢東によって1953年に設立された中国最初の自動車会社「第一汽車」の高級車ブランドです。
1958年に第一号車である「CA72」が完成して以来、長年にわたって中国の要人たちに愛されてきたクルマです。
価格は?
6,699,500円~10,965,300円と言われています。
紅旗のフラッグシップセダンであるH9は、現時点で一般人が購入できる中でもっとも高級なクルマだと言われており、そのデザインはロールスロイスから紅旗に移ったデザイナー、ジャイルズ・テイラー氏の手による、とも。
デザイン的にはロールスロイスに似ているという印象も受けますが、もともと紅旗が「ロールスロイスっぽいクルマを作りたくて」ジャイルズ・テイラー氏を引き抜いたためだとも考えられます。
高級感あふれる外装と近未来的な内装
新型フルサイズセダン「H9」(全長(車長)5137mm、全幅(車幅)1904mm、全高(車高)1493mm、ホイールベース3060mm)は、外装(エクステリア)。
突き出た赤いトリム、クラシックなウォーターフォールグリルにより、豪華で堂々とした印象です。
サイドプロファイルは、ヘッドランプから後方まで流れるように伸びる線が印象的であり、ハッチバックのようなリアウィンドウがアクセントとなって優雅さが際立っています。
後方部分には、北京の天安門広場など中国文化の要素を備えた近代的な技法が融合され、目を引くデザインになっています。
近未来的な内装
内装(インテリア)には、新たなデザインコンセプト「oriental artistic concep」によって木目、レザー、クロームメッキ素材を用いられ、宇宙空間のような印象を受けます。
フルLCD(液晶ディスプレイパネル)インストルメント・クラスタ、大型センターコンソールスクリーン、12インチのヘッドアップディスプレイ(HUD)、ビデオストリーミングバックミラーを兼ね備え、近未来的な印象を与えています。
まとめ
贅を尽くしたデザインですね。中国の威信を見せつけるほどの最高級車です。
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