八重洲ブックセンターの跡地はどうなるのか、営業はいつまで続き、閉店セールはいつから始まるのかまとめました。
八重洲ブックセンター本店は1978年に開業しました。東京駅前という一等地にそびえるビルは、地下1階地上8階の建物全てが書物売り場。なんと約100万冊の在庫を擁する書店です。
そんな八重洲ブックセンター本店がこのたび、44年の歴史に幕を降ろすことになりました。
東京駅八重洲口の顔とも言える八重洲ブックセンターを利用されていた本好きの方にとっては、とても残念なことだと思います。
閉店後、八重洲ブックセンターの跡地はどうなるのでしょうか。とても気になりますね。
そこで、八重洲ブックセンターの閉店後、跡地がどう変わるのか調べてみました。また、営業はいつまでで閉店セールはあるのか、あるとすればいつから始まるのかなど、多くの方が気になっているであろう疑問についてまとめました。
八重洲ブックセンター本店閉店後跡地はどうなる?
跡地はどう変わる?
八重洲ブックセンター本店は2023年3月末で閉店します。そして、同年5月から解体工事に着手する予定になっています。
八重洲ブックセンター本店を含む跡地一帯は、
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」として、地上43階、高さ226m、延床面積約38万8300㎡のオフィスやサービスアパートメント、商業施設で構成される超高層大規模複合ビルが建設される計画です。
市街地再開発事業が行われる目的は、次のようなものです。
(1)東京駅前の交通結節機能の強化
東京の玄関口である東京駅前において、周辺の市街地再開発事業と連携し、国際空港や地方都市へ結ぶ大規模バスターミナルや、東京駅と京橋駅や周辺市街地とを結ぶ地上・地下の歩行者ネットワークを整備することにより、東京駅前の交通結節機能の強化と利便性の向上を図る。
(2)国際競争力の強化と新たな賑わいの創出
外国人居住者の生活支援に寄与する教育環境(インターナショナルスクール)や、多様なニーズに対応した滞在機能(サービスアパートメント)の整備を行い、東京の国際競争力強化の一翼を担う。加えて、店舗や劇場の整備により、東京駅から銀座・京橋や日本橋に至るまで、新たな賑わいを創出していくことを目指す。
(3)環境負荷低減と防災対応力強化
自立・分散型のエネルギーネットワークの構築など、環境負荷低減に向けた先進的な取り組みを実施する。また、帰宅困難者滞在施設の整備や地区間連携による災害時支援の取組みなどにより、防災対応力強化などを図る。
引用元:東京都都市整備局公式サイト
複合ビルの概要
■位置図
出典元:東京ミッドタウン八重洲 https://www.yaesu-project-2022.jp/
■複合ビルのフロア案内
出典元:三井不動産
建設される超高層大規模複合ビルの概要はこのようなものです。
■フロア構成
地下2階 | バスターミナル(約7600㎡) |
地下1階~地上3階 | 商業施設 |
4階 | インターナショナルスクール |
3~8階 | 劇場 |
3~38階 | オフィス |
10階 | 高層事務所のスカイロビー |
39階 | 構造切換階 |
40~43階 |
サービスアパートメント |
この複合施設の竣工予定は、2028年度です。
八重洲ブックセンター閉店 → 八重洲ブックセンタービル解体工事 → 大規模複合ビル竣工
八重洲ブックセンターの閉店から、約5~6年の歳月が費やされるわけですね。東京駅前の風景ががらりと変わることになります。どんな景観になるのか、それもまた考えるとワクワクしますね^^
なお、こちらの超高層大規模複合ビルが完成した際、八重洲ブックセンターは出店について前向きな意向を示しています。
新たなビルでまた、八重洲ブックセンターが営業を再開する可能性が高いです。そんな日が来ると本当にうれしいですね。
八重洲ブックセンター閉店セール
閉店セールはいつから?
渋谷の東急百貨店の閉店に伴い、「MARUZEN & ジュンク堂書店 渋谷店」が閉店しました。
そのときの閉店セールでは、絵本の陳列、セールはほぼありませんでしたが、洋書の児童書や古い本が50%OFFになっていました。
その他、ちょっとお高めのペンや万年筆など、文具品がセールになっていました。閉店セール開始の11月には、10%オフで提供していましたが、最終的に30%オフになりました。
閉店セールは、閉店日が近づくに連れて値下げ幅も大きくなります。閉店を惜しむお客さんも店側のスタッフも日を追うごとにボルテージが上がっていく感じです。
気になる本がある方は、八重洲ブックセンターを覗いてみてはいかがでしょうか。良きせぬ掘り出し物がびっくりするくらい安く手に入るかもしれませんよ♪
MARUZEN & ジュンク堂書店がそうだったように、八重洲ブックセンターでもビジネス書を始め、色々なジャンルの本がセール品として並ぶのではないかと思います。
ただ、現時点で閉店セールがいつ行われるのか、確かな情報が得られておりません。MARUZEN & ジュンク堂書店では、閉店日の1ヶ月半くらい前から始まったようです。
同じようなタイミングで八重洲ブックセンターで閉店セールが行われるのであれば、2月中旬あたりから閉店セールがスタートする可能性が考えられます。
いずれにしてもなにか情報が掴めましたら、こちらでお知らせします。
フィナーレイベント
八重洲ブックセンターでは、44年間のご愛顧に対し、感謝を込めてフィナーレイベントを開催しています。
これまで八重洲ブックセンター本店の売上ランキングを彩った「日経の本」必読タイトルを一挙に展開するという企画です。
その他、全国売上1位の書籍を集めたコーナー、ビジネス書担当スタッフのおすすめコーナーなど様々な企画を用意して、最終日まで営業します。
■フィナーレイベント
日時 | 2023年1月26日 (木)~2023年3月31日 (金) |
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会場 | 本店 2F |
主催 | 八重洲ブックセンター |
八重洲ブックセンターはいつまで営業?
東京都中央区八重洲2-5-1
八重洲ブックセンターは、2023年3月31日をもって閉店します。
多くの人に愛され、東京駅八重洲口を彩った名店です。とても寂しい気持ちですが、未来に向けた大規模複合ビルの誕生を楽しみに待ちたいと思います。
■八重洲ブックセンター営業時間
月~土
10:00~20:00
日・祝日
10:00~19:30
八重洲ブックセンター本店の跡地はどうなる?営業はいつまでで閉店セールはいつから?まとめ
八重洲ブックセンター本店の跡地:
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」として、超高層大規模複合ビルが建設されます。
地上43階、高さ226m、延床面積約38万8300㎡。
バスターミナル、商業施設、劇場、オフィス、インターナショナルスクール、サービスアパートメントなどで構成されます。
八重洲ブックセンターの営業終了日:2023年3月31日(金)
八重洲ブックセンターの閉店セール開始:2023年2月中旬以降と予想。詳細が分かりましたら、お知らせします。
歴史のある名店が消えていくのはとても寂しいですね。でも、時代の流れとともにニーズが変化していくため、仕方のないことなのかもしれません。
八重洲ブックセンター閉店後は、生まれ変わる東京駅八重洲口に思いを馳せて、完成の日を待ちましょう。
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