「絵も文字も下手な看板海の家」
「弁当の醤油の余る小春かな」
小野あらたさんの句です。
2018年に田中裕明賞を受賞した小野あらたさんが高校生の時に詠んだ句です。
田中裕明賞は、ふらんす社主催の次世代の俳人を育てる一助になればという趣旨のもとで作られた賞です。ちなみに田中裕明は45歳の若さで亡くなられています。
日常の中の細かい動き、気付きを上手に詠んでいますね。その小野あらたについて分かる限り調べてみました。
経歴
1993年埼玉県生まれ。2006年開成中学俳句部に入部。性別、男。
俳句甲子園で2度優勝。2018年5月、田中裕明賞受賞。
2010年石田波郷新人賞を受賞。
開成中学俳句部
開成中学俳句部に入部。俳句部はこんな素晴らしい成績を残しており、俳句甲子園常連校となっています。
俳句甲子園上位入賞を目指し、週2~3回の句会、月1回の吟行を実施。
【高校】
令和2 年度第23回俳句甲子園団体優勝(過去、優勝11回、準優勝4回)
平成30年度第21回俳句甲子園団体準優勝
平成29年度第20回俳句甲子園団体優勝
平成28年度第19回俳句甲子園団体優勝
平成26年度第17回俳句甲子園団体優勝
平成25年度第16回俳句甲子園団体優勝
:開成中学校/高等学校ホームページから引用
どんな人?
宇都宮です。会社の寮に住んでいるのですが、今年の四月から「第一寮」から「第二寮」に移りました。「第一寮」は周囲が完全な住宅地ですが、「第二寮」は少し違います。
通勤路上に「軍の射撃場跡」「競馬の練習場」「雑木林」などがあります。同期には不評ですが、鶯が聞こえたり、空を見上げると星が見られたりするのは、私は楽しいと思っています。
以前、小野あらたに関する50の質問の記事、
「現在住んでいるところは?」の質問に対する答えです。
今よりもっと経験を積んで、プログラマーの道に進みたいという夢も語っていました。
現在職業はなにか、確定できる証言が見つかりませんでした。今後も小野新たについて情報を得られるよう追跡していきたいと思います。
コメント