横浜中華街を代表する名店の『聘珍樓横濱本店』が閉店することになりました。老舗中の老舗、聘珍樓はなぜ閉店するのでしょうか。
突然の発表に驚きましたよね?特に昭和世代の方々にとっては、聘珍楼に特別な想い出があるという方も多く、このニュースを聞いてとても残念に思われたのではないでしょうか。
そんな方々が閉店を前に気になることは、「いつまで予約は取れるのか?」「まだ来店できるのか?」ということではないかと思います。
こちらでは、聘珍樓横濱本店の閉店理由や予約可能がいつまでなのか、移転先は?移転後の跡地がどうなるのか、などの疑問についてまとめました。
聘珍樓横濱本店閉店理由は?移転先はどこ?
【News】現存する日本最古の中華料理店「聘珍樓横濱本店」が閉店
— japan-architects (@JapanArchitects) May 11, 2022
1884年から当地で営業する横浜中華街のシンボルが移転のため5月15日をもって閉店する。移転先や再開時期は発表されていない。https://t.co/5ZRdmpSXDG pic.twitter.com/06oR6UbDVW
【惜しむ声】横浜中華街のシンボル「聘珍樓横濱本店」、移転のため15日で閉店へhttps://t.co/bgPYI1Rcqh
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 10, 2022
関東大震災や第二次世界大戦で店舗を失いながら、明治期以降130年以上にわたって営業を続けてきた。移転は以前から計画していたものだといい、移転先や開業時期は未定としている。 pic.twitter.com/g1iojH6TaY
聘珍樓横濱本店は老舗中の老舗で、横濱中華街のメインストリートである「中華街大通り」のなかほどに位置しています。店名が大きく表示されたシンボルともいうべき看板が目を引きます。
聘珍樓が閉店することになった理由は、明らかにされておりません。同店は、あくまでも移転するという発表をしています。ただ、その移転先も発表されてはおりません。
近年の横濱中華街は食べ歩きや食べ放題の安価な店が増えて、中華街全体のクオリティーが下がったと感じる人も少なくありません。加えて、中華料理店だけでなく、多国籍の店が多くなりました。
そんな中で、伝統や格式、さらに高価格のメニューを守り続けて行くことが困難になった、お客さんのニーズが変わったというのが閉店の理由の一つかもしれません。
けれども逆の発想で言えば、最近の横浜中華街は食べ歩き、安価な食べ放題の店ばかりが求められるように変わってしまったので、本格的な中華を楽しみたいお客さんを対象にしていくならば、横浜中華街を去って別の場所で営業を続けたほうが良いのではないかと思います。
聘珍樓は新宿三井ビル店、池袋店に続き、溜池山王店もすでに閉店し、日比谷店が唯一都心店舗で営業しています。
日比谷店へ来られるようなお客さんを対象に営業していくということであれば、横浜中華街からの撤退はありだと思います^^
聘珍樓横濱本店いつまで予約可能?
移転先不明の移転の発表以降、もう一度聘珍樓のサンマーメンを味わいたい、など予約希望の問い合わせが殺到しているようです。
聘珍樓閉店日は、2022年5月15日(日)ですが、只今予約がほぼ埋まっている状態です。
- 予約に関して、店舗から順次確認の電話をしています。
- システム上メッセージ入力ができないため、お問い合わせに関しては、電話で回答しています。
- 当日の変更やキャンセルされる場合は、直接店舗に電話でご連絡ください。
- お席の種類を問わず予約はすべてコース料理で対応しています。アラカルトでのご注文はできません。
- 営業最終日の15日まで予約が殺到している状況ですが、予約状況が流動的でキャンセルが出ることがあり、インターネットから予約ができない場合は、直接電話にて空き状況を確認してください。
聘珍樓が閉店する前に、もう一度訪れたいというお客さんが多いようですね。残り数日ですが、ぽっとキャンセルがあるかもしれませんので、諦めずに電話で確認されることをおすすめします。
聘珍樓横濱本店の跡地はどうなる?
聘珍樓横濱本店の閉店後、跡地はどうなるのでしょうか。
聘珍樓跡地は、このまま同業者が居抜きで新たな店舗をオープンするとは考えづらく、全く別の形に生まれ変わるのではないかと思います。
たとえば、若者を対象にした複合施設などができるのではないかと予想しています。アミューズメントパークのようなものにして、より広い層の観光客を集客できるようになるのではないでしょうか。
まとめ
聘珍樓横濱本店閉店の理由は明らかにされておらず、どういう理由で閉店となるのかは不明です。
予約は営業最終日までできますが、予約が殺到しており、予約が取れるかどうかは微妙です。直接店舗に確認したらキャンセルが出て、運良く入店できることもあるかもしれません。
移転先は未定です。その後の跡地がどのように変わるのかも気になりますね。
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