冷蔵庫を購入予定の方、一人暮らしで自炊をする場合に何リットルの容量が必要でしょうか?静かさや自動霜取り機能付きの冷蔵庫についてご紹介します。
春に向けて、進学や就職、転勤などはじめて一人暮らしを経験される方が増えますね。
家具、家電、日用品など色々なものを買い揃える機会になると思います。
その中でも最も優先して購入する家電商品といえば、冷蔵庫でしょうか。
こちらの記事では、一人暮らしをはじめる際に必要となる冷蔵庫について、何リットルの冷蔵庫が適しているのか、音の静かなものや自動霜取り機能は大事なのか、詳しくまとめていきます。
冷蔵庫一人暮らしで自炊をする場合何リットル必要?
一人暮らしの冷蔵庫は何リットルくらいが適しているのでしょうか?
一般的な標準で考えた場合、一人暮らしで自炊をほとんどしない場合は、100L~150Lでよいかと思います。
週の半分ぐらい自炊をするという人であれば、150L以上200Lくらいあればよいかと思います。
これくらいの容量になると、 2ドアタイプのモノがほとんどで、冷蔵スペースと冷凍スペースが独立しているので使い勝手が良いです。
便利な冷凍食品を買い置きしたり、作り置きしたものを冷凍保存することができるので、食費を抑えることもできますね。
自炊が習慣になっていて、休日に作り置きをストックするという人でしたら、200L以上300Lくらいあると良いでしょう。
それくらいの容量になりますと、3ドアの冷蔵庫が多いです。中段が冷凍室になっていることも多く、そのタイプなら腰を屈めずに出し入れできるので使いやすいです。
野菜や果物の買い置きが多いという人は、中段が野菜室になっているほうが便利です。
どちらか決めかねているのであれば、冷凍室が中段になっているタイプをおすすめします。
この配置ですと、冷却効率がよく省エネ効果が期待できます。そのため、今は中段冷凍室が多い傾向にあります。
一人暮らしの冷蔵庫の静かさ
ここからは一人暮らしの冷蔵庫の静音性についてご紹介します。
冷蔵庫の「ブーン」という低く響く音の原因は、冷蔵庫の仕組みにあります。
冷蔵庫はコンプレッサーが気化熱を発生させて庫内を冷やすため、稼働している間は静音性に優れた冷蔵庫でも多少の動作音は発生してしまいます。
室温が高くなる夏や冷蔵庫の扉をしばらく開けっ放しにした後など、急激に庫内を冷やす必要があるため、音が普段よりも大きくなったりしたのを聞いたこと、ありませんか?
また、冷蔵庫の音は、間取りや部屋の広さによって一層響かせる原因になります。
といいますのも、一人暮らしの部屋の間取りはワンルームであったり、ワンルームでないにしても居住空間が狭かったりします。
冷蔵庫が置かれているキッチンと生活のベースとなる空間との距離が近いせいもあり、また、生活しているのが自分ひとりなので家族が発する音もなく、音に対して敏感になる傾向があります。
このような事情から、冷蔵庫の稼働音による睡眠の妨げやストレスを軽減するために、最近の冷蔵庫は静音性を追求したものが多いです。
■音量の目安
40dB:静かな住宅地・深夜の市内・図書館
30dB:深夜の郊外・ささやき声
20dB:木の葉のふれあう音・ささやき
睡眠に影響を与えないとされる目安 → 30db(デシベル)
音に対して神経質な人は冷蔵庫を選ぶ際に、商品情報などを参考に静音性能を重視して選ぶと良いです。
一人暮らしの冷蔵庫の自動霜取り機能について
冷蔵庫の霜取り機能について説明します。
冷蔵庫になぜ霜ができる?
冷蔵庫には直冷式とファン式がありますが、小型の冷蔵庫は直冷式がほとんど。そして、霜がつくのが直冷式です。
自動霜取り機能は、センサーの働きによって自動で霜を溶かしてくれる機能です。
昔の冷蔵庫は霜がびっしりついている光景がよく見られました。霜は成長していき、放っておくとどんどん大きくなります。
霜がついたままの冷蔵庫は、その分庫内が狭くなり、食品を入れるスペースが少なくなります。そのまま使うことはとても不便なため、定期的な霜取りが必要です。
また、霜は熱を伝えにくい性質があるので、庫内を冷やす能力も低くなります。電気代も無駄に使うことになります。
冷蔵庫の霜取りを手動でする方法
霜取りの方法は、冷蔵庫の電源を切って、お風呂の温度位のお湯を布巾に含ふくませ、霜に当てて溶かしていきます。
頑固で固くなってしまっている霜は、そのままの状態では冷蔵庫から取り除くことは、なかなか困難です。その状態のまま、無理に冷蔵庫から霜を取り除こうとすると、冷蔵庫自体を傷つけてしまうおそれもあり、とても厄介です。
このような事情から、できれば自動霜取り機能がついている冷蔵庫をおすすめします!
一人暮らしの冷蔵庫の扉の開き方!左開き右開きどちらがいい?
冷蔵庫の扉の開き方は、片開き・両開き・観音開き(フレンチドア)の3種類があります。
一人暮らし用に購入される小型冷蔵庫はほとんどが片開きです。
片開きの冷蔵庫
片開きの冷蔵庫のメリットは、片手で開けやすく庫内全体を見渡しやすいことが挙げられます。ドアポケットが大きいので、ドリンク類がたっぷり収納できるのが魅力です。
逆にデメリットは、冷蔵庫の前に扉1枚分の開閉スペースがないと全開できないことです。キッチンがあまり広くないワンルームの場合、冷蔵庫の扉の開閉に十分なスペースの確保が必要です。
大きく開くため、庫内の冷気が逃げやすい点も念頭に置いておきましょう。
左開き右開きどちら?
片開きではさらに、左開きか右開きかを選びます。
置く場所となるキッチンの壁がどちらになるのか、また、動線を考慮して選択しましょう。
壁が左にある場合は右開き、壁が右側でしたら左開きを選んでおくと、扉を開閉しやすく物の出し入れもスムーズです。
ただ、現状300L以下の冷蔵庫は右開きが多いです。左開きはお取り寄せになる可能性があるので確認しておくと良いでしょう。
両開きの冷蔵庫
両開きの冷蔵庫でしたら、転居やリフォームでお部屋のつくりが変わってしまっても冷蔵庫の扉が片開きのように困ることがありません。どんなお部屋でも対応するからです。
ただし、両開きの冷蔵庫はシャープの「どっちもドア」シリーズしかないので、選択肢が限られてしまうことがデメリットと言えるでしょう。
観音開き(フレンチドア)の冷蔵庫
観音開き(フレンチドア)は、中央で分かれた2枚の扉が両サイドに開くようになっているため、片側だけ開けて使うことも両方を開けて広く見渡すこともできる点が便利です。
片側を開けるだけで出し入れできるので、庫内の温度が上がりにくく省エネになります。扉1枚あたりのサイズが小さいので、軽い力で開け閉めできる点もメリットの一つです。
ただ、冷蔵庫の両サイドに十分なスペースがないと全開しません。また、前述の片開き・両開きと比較すると、ドアポケットがやや小さく、飲料を入れる部分がとくに、収納量が少なめになります。
▼3月は引っ越し需要が高まって業者をおさえることもままならない状況になりやすいです。
早めの行動で引っ越しをスムーズにできますよ。
まずは引っ越しのお見積りから。
冷蔵庫一人暮らしで自炊をする場合何リットル必要?静かさや自動霜取り機能は大事?まとめ
一人暮らし冷蔵庫で自炊をする場合の容量は何リットル必要なのか、静音性や自動霜取り機能の重要性をご紹介しました。
一人暮らしの冷蔵庫はご自身の食生活のスタイルを考慮し、自炊の頻度によってどれほどの容量が必要かを考えましょう。
音の静かさは生活していくうちに結構見過ごせないものになりうるので、できるだけ静かな方を選ぶことをおすすめします。
また、自動霜取り機能については霜取りの作業の煩わしさから、断然あるものをおすすめします。
生活に不可欠な冷蔵庫ですから、機能や静音性などをよく見極めたうえで、ご自身の好きなデザインやカラーを選ぶと良いでしょう。
▼引っ越しのお見積りはこちらからできます。
コメント