日本で第一号店となる韓国フード「トッポギ」テイクアウト専門店が札幌市北区にあります。その名は『ボンガ札幌店』です。韓国では19店舗を展開する大手チェーン店です。
韓国トッポギ専門店『ボンガ』
といっても、トッポギって私たち日本人にはそれほど馴染みがありませんよね?なんとなく耳にしたことはあるけれど、「トッポギ」って一体どんな食べ物?と思いませんか?
今回はそんな韓国フードのトッポギについて調べてみました!
トッポギとは?一体どんな料理?
日本と同じように、韓国でもモチは、正月などの行事に欠かせないものです。韓国のモチは、もち米ではなく、粉にしたうるち米を原料にして、作られています。もち米のモチと違い、粘りや伸びは少なくて歯切れがよく、煮込み料理や鍋料理に加えても、煮崩れしにくいことが特徴です。
主に、円柱形のモチを斜めに薄く切ったものや、細長い円柱状のものが、袋に詰められて売られています。「トッ」がモチ全般を意味し、トックは「汁物のモチ」、トッポギは「炒めたモチ」といった意味になるのだそうです。
代表的なトックは、野菜や肉を入れて煮込んだ、お雑煮のような料理です。トッポギは、コチジャン(唐辛子の発酵調味料)を使った甘辛い炒めもので、屋台では定番の軽食なんだとか。その他、煮物や炒め物、お菓子など、様々な調理法で食べられています。
※食育大辞典から引用
食育大辞典URL
トッポギとトックの違いは?
上記ですでにお伝えしたように、トッポギは「炒めたモチ」、それに対してトックは「汁物のモチ」ということになります。日本のお雑煮のように汁物としていただくのと、汁は少なく炒めものの要素が強いのがトッポギなんですね。
そして、最大の違いは形状です。トッポギは棒状、トックは斜めにスライスしたものといった感じです。
また、日本のお餅とトッポギ(トック)の一番の違いは、ズバリ食感です。日本の餅はもち米を加工して作られているので、噛み切りにくかったりよく伸びたりしますよね。
これに対して「トッポギ」はうるち米を原料に作られたトック(カレトック)を使うため、お餅のように伸びることがありません。また、もち米で作られたトックもあるようです。
トッポギの命はたれにあり?
韓国料理は、唐辛子やコチュジャンを使った比較的辛いものが多いですよね。それでいて、素材の旨味や風味を生かしたり、甘みを加えたりするものも多いです。
トッポギの味付けも、韓国料理らしく辛いタレが定番!とは言え、辛さの中に旨味や甘みが凝縮されているので、比較的食べやすいんですよ。最初に辛さを実感しつつもやがて甘み、旨味を感じるというおいしさです。
チーズをトッピングすれば辛味がまろやかになりますね。
トッポギはアレンジ次第でスイーツにもなるんです。料理のバリエーションが幅広いんですね。
まとめ
トッポギとは、うるち米を原料にした韓国のおモチです。
トッポギとトックの違いは形状です。棒状にしたものがトッポギ、スライス状のものがトックです。料理方法も違って、棒状のトッポギは炒めて甘辛く味付けをするのが定番です。トックは汁物として料理します。
トッポギは辛さの中に甘みや旨味がありますが、お菓子としても食べられる万能な素材なのです。
本場のトッポギ、さっそくいただきたくなりました^^)
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