仙台の名物といえば、「牛タン!」と思いきや、3月頃のおすすめは鍋!それもせり鍋が断然おすすめ。
9月から3月にかけて収穫される「根せり」は、厳寒期は特に根がおいしくなります。
せりはすぐに火が通るので、鍋でサッとしゃぶしゃぶして食べると、そのしゃきしゃき感がクセになり、口のなかに広がるせりの香りがたまりません。
なにせせりが出回るこの時期だからこそです。仙台に行けば名店がたくさんありますが、なかなか出向けない事情もありますから、この際おうち時間をほっこりさせるため、自宅でいただくためのレシピやコツをご紹介しちゃいましょう!
せり鍋の主役せりの洗い方
力加減に注意してせりの根っこを、茎から切り離さず、かつなるべく傷付けずに洗いましょう。
大ざっぱに土を落とす
根っこに付いている土が多ければ、まずは根っこを両手で挟み、手を擦り合わせます。これで、土を大ざっぱに落とします。
力を入れ過ぎずに細かい土や汚れは次の工程で。根っこをもぎ取らないよう力加減にだけは要注意。
細かい土や汚れを落とす
大ざっぱに洗ったら、根っこの絡まりをほぐしておきます。こうして洗いやすくします。あとは、土や汚れを水で洗い流していくだけです。
手でこすりながら洗っていけばよいのですが、細かい汚れが残りやすい場合があるので、力を入れ過ぎないようにしつつ、丁寧に土や汚れをこすり落としましょう。
根っこを茎に付けたままの状態でカットする
根っこを洗い終わったら、せりを切り分けていきます。このとき、根っこと茎を切り離さないように注意しましょう。茎の根元に最も近い部位に、根っこが付いたままの状態になるようにすればよいです。
根っこだけを切り離すと、鍋の中で散らばってしまい、取りにくくなってしまいます。まとめやすく、また食べやすくするためにも、せりの根っこを茎とつなげたままにしておきましょう。
ここまで済めば、せりの水洗いは終わりです。根気よく手でこすりながら洗えばきれいに土を洗い流せます。歯ブラシなどを使うと大幅に楽にできます。
そのほかの具材
だしはお店によって鶏がらや鰹節、昆布などいろいろ。しょうゆベースの味付けで、具材としては鶏肉や鴨肉、または豚肉とネギ・ゴボウ、焼き豆腐などを加えていただきます。
・鶏肉のせり鍋レシピ
・豚肉のせり鍋、コチュジャンがいい感じ
最後のお楽しみ♪ せり鍋のシメは?
シメもお店によってうどんやおじやなどさまざまですが、おすすめはお蕎麦。
シャキシャキとしたせり独特の食感と、鶏肉や鴨肉からしみでる旨みのきいた出汁の相性は抜群で、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさなんです。
あらかじめお茶碗にご飯を守っておいて、おだしに卵を入れ、卵とじにしたものをご飯にのせて親子丼風にいただくのも美味しいですよ。
お手軽にお取り寄せ
本場の味を召し上がりたければ、お取り寄せするのもよいでしょう。
こちらは「せり鍋専門店せり草庵」のお取り寄せサイトです。
まとめ
根っこの土を取り除く下ごしらえを丁寧に。
あとは醤油ベースのおだしで、さっと火を通したせりのシャキシャキ感をお楽しみください!シメのお蕎麦も是非ご堪能くださいね!
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