『最強のふたり』(さいきょうのふたり、原題: Intouchables)は、フランスのコメディドラマ映画です。実話に基づいたストーリーで、笑いと涙を誘うストーリーです!
フランスでの歴代観客動員数で3位(フランス映画のみの歴代観客動員数では2位)を記録した大作でもあります。
今回こちらでは、実話に基づく映画『最強のふたり』の名セリフからあらすじまで!その後についてをまとめました。
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『最強のふたり』名セリフからあらすじまで
印象に残るいくつかの名セリフから、この映画の本質が見えてきます。
フィリップのセリフ
■体の苦痛は去っても、心の痛みは残るんだ
激しい発作を起こしたあとドリスがフィリップに向かって言ったセリフです。ドリスは自分の過去を語るのですが、「 人間をもっとも苦しめるものは、肉体の痛みではなく心の痛み」だとフィリップは言います。
フィリップの悲しみ、抱えている悩みの深さを伝えているセリフです。
■「そこがいい…容赦ないところがね」
スラム育ちで前科があるドリスのことを良く思わないフィリップの友人アンソニーが、「注意したまえ。ああいう輩は容赦ない」と、ドリスの前科について忠告します。
それに対してフィリップは、身障者だからと特別扱いされるのを嫌い、むしろぶしつけなまでに容赦なく接してくるドリスに好感をもちます。フィリップが対等な関係性を求めていることが分かるシーンです。
■「彼の素性や過去など、今の私にはどうでもいい事だ」
フィリップにとってドリスが「スラム育ちの前科者」であろうと意に関せず、 大切なのは、過去にとらわれず、ありのままの姿を受け入れることだと主張します。
それは、「身障者の自分」と捉えられることにも抵抗があったことにつながります。
■「フライパンに投げられた凍ったままのステーキ肉みたいだ。麻痺しているのにまだ痛むんだ」
最愛の妻を亡くし、さらに全身麻痺の障害を負ったフィリップの名セリフです。 たとえが詩的な表現で、フィリップの抱える心と体の痛みが今なお大きいものであることがわかります。
■「私は銀行預金口座以外の魅力で勝負したいね」
文通相手の女性と初めて会う場面、体の不自由なことで躊躇しているフィリップに対し、ドリスは「あんたは金持ちなんだから自信を持て。」と激励するのですが、 それに対してフィリップが言ったセリフです。
彼は「障害者」でも「富豪」でもない、素のままを見て欲しいと望んでいることが分かります。
ドリスのセリフ
■「推薦? あるよ。クール&ザ・ギャングとアース・ウィンド・アンド・ファイアーはおすすめだね」
フィリップの介護人を選ぶ面接の場でのドリスのセリフです。 面接官の女性が「推薦状は持っているか?」という意味でたずねたのに対し、ドリスはおすすめの音楽を答えました。
そのやり取りのあとに見せた笑顔にフィリップは茶目っ気のあるドリスを気に入り、翌日から住み込みで働くことになります。
■「イヤだよ。あんたを馬みたいに荷台に載せるなんて」
フィリップを障害者用の車に乗せることになったのでドリスですが、フィリップをバンの荷台に押し込めることを拒否します。そして、高級車にフィリップを乗せて車を走らせます。
ドリスがフィリップのことを「障害者」としてではなく、ひとりの人間として尊厳をもってみていることが伝わるシーンですね。
■ドリス「踊れない音楽なんて、音楽じゃないぜ」
フィリップがクラシック音楽を聴かせてくれたあと、今度はドリスがフィリップにおすすめの音楽を披露します。
軽快なノリの音楽にあわせて、来客全員が楽しげに体を揺らし、踊り始めます。 車いすのフィリップを含め、その場にいる全員が笑顔となりました。
人生を楽しむドリスが周囲まで巻き込んで幸せにしてしまう様子が伝わりました。
『最強のふたり』あらすじ
頸椎損傷によって首から下が全く動かない大富豪フィリップと、フィリップの介護人として働くことになったスラム出身の青年ドリスが、金持ちと貧乏人、白人と黒人、障がい者と健常者というお互いの違いを受け入れ、尊重しあい、ともに固い絆で成長していくストーリー。
フィリップと秘書のマガリーが、住み込みの新しい介護人を雇うため行った面接にドリスが受けに来ます。ドリスは職に就く気はなく、引き続き失業保険を貰うために面接に来ただけでした。
ドリスの仕事ぶりは少々雑ではありましたが、フィリップは自身を病人としてではなく、一人の人間として扱ってくれる彼と次第に親しくなっていきます。
フィリップに文通相手がいることを知ったドリスは彼女と会うことをすすめますが、自分の体のことを知られたくないフィリップは会う直前にドタキャンしてしまいます。
数日後、ドリスから実家で暮らす家族の話を聞いたフィリップは、彼を実家に帰す時が来たと感じ唯一無二の親友のような存在となった彼との別れを決意します。
お涙頂戴の感傷的なストーリーだけでなく、笑いやときにはブラックジョークもありの痛快で、感動的な作品となっています。
『最強のふたり』その後について
実際にフィリップは再婚し子供がふたり、ドリスも結婚し子供を3人授かりました。
フィリップが再婚したのが文通相手なのかどうか、そこまでわかりませんでした。
そして、彼らは離れて暮らすようになった後も、ずっと親しい関係を築いています。
『最強のふたり』映画と実話の相違点
- 劇中では雇ったのはドリスというアフリカ系の黒人になっていますが、実際はアルジェリア出身のアブデルという青年(当時24歳)でした。
- 劇中、フィリップの妻ベアトリスはすでに死亡したことになっていますが、実際に彼女ががんで亡くなったのは、アブデルが家にやって来てから4年後の1996年5月のことでした。
- 映画では、ドリスの弟が助けを求めに来たことをきっかけに、雇用関係を解消。ほんの1年程度の出来事のような印象ですが、実際には10年間にわたって面倒を見ています。
- 2人はモロッコへ移住しますが、アブデルが現地の女性を好きになったため、アブデルの将来のことを考えて、フィリップの方から契約を解除しています。
『最強のふたり』名セリフからあらすじまで!その後についても:まとめ
この映画が伝えたかったのは、人としての尊厳や人間の本質についてでした。また、障害者や前科者、病気や格差、貧困など数多くの問題をテーマにしています。
そんな重たい内容なのに、ドリスの茶目っ気や無邪気な性格に、思わず失笑してしまう映画です。
興味を持たれた方は是非視聴してみてください。
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